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夜は音が良い!って本当!?
以下に連なる話は弊社シアターラックに限らずオーディオ機器全てにおいて
発生する可能性のあるお話です。

オーディオ機器は、日本では100Vで動作しています。

テレビや冷蔵庫、洗濯機、こたつ、電気カーペット、扇風機、ドライヤーその他もろもろ…
と同じく100V電源コンセントから電源ケーブルで電気を供給し動かしています。

この電源ですが、実はノイズが沢山混じっているんです。
ノイズの多くは電源に接続された機器から発生されます。
これらのノイズがコンセントや家の配電盤を伝って各機器へ廻っていきます。

ノイズと言うと「ザ~」とか「ピー」とか「バリバリ」や「ブチブチ」って物を想像されるかもしれません。
でも、オーディオの世界ではすこし違います。

一言で大雑把に言うと音の透明感が失われます。

さて、皆が寝静まった頃にオーディオの音を聴いてみてください。
いつもより少し低めな音量でもいいです。
こころなしか、よりクリアに、あるいは少し下げているはずなのにいつもの音量と同じ位の音量に聴こえたり(情報量が増しているから)と変化があるかもしれません。
それは、夜は家庭内での電気使用量がガクンと減って、当然ノイズも減っているからです。

昼と夜での音の差は、機器の性能だったり、家庭の機器や電源環境だったり、自身の聞き分けの経験や慣れといった物が関わってくる為、すべての方が体感出来るかは分かりませんが、理論的にはノイズ問題で音質に変化は発生します。

また、上に連ねたノイズとはちょっと違うのですが、電気カーペットやファンヒーター、こたつなどの暖房機器を同一コンセント内に繋げていると、オーディオ機器から「ブーン」という唸り音や「ジー」といった音など明らかにノイズ的な音を発する事があります。
これは、暖房機器の電力を絞る事で温度を調整する回路が原因である事が多いです。
温度を下げる時に流れる電力を絞るのですが、その際に電気の波形がどうしても歪みそれが原因でノイズを発生してしまうようです。
私も2段階温度調節可能なパネルヒーターを持っていますが、温度の低い方に設定すると
とたんにオーディオ機がブーンと唸り出します。

対策としては、同一コンセントに差さない、ノイズフィルター対応タップを使用する、
そもそも使用しないでしょうか。

これも、機器の故障では無いけれど起こりうる事象のひとつです。



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